妻とハーレーが宝物の家
交通量の多い道路が近く、周囲を住宅に囲まれた土地に建つ。白い塗り壁に天然木の軒天と木柵がアクセントとなっている。
エクステリア計画では、ガレージ前やデッキ周りなどを木柵で囲い外部からの目線が気にならないプライベートな空間をつくった。
ガレージはバイクが入っても人が動けて整備が楽しめる広さとし、趣向を凝らした手洗いや部品を飾れる作業カウンターと棚を造りつけた。
さらに上部ロフトではギターが楽しめるなど、ガレージ一帯がご主人様のための空間となっている。また、ガレージが室内と緩やかに繋がるように、玄関に入るとガレージとの間の窓から自慢のバイクが見える設計とした。
室内の床はダークブラウン系の3色混ぜ貼りとし、ヴィンテージ感漂う落ち着いた空間を演出している。
リビングは窓からの光であふれ、一角には「ストレッチがしたい」とのご要望から畳コーナーを設けた。
またお菓子作りが趣味な奥様のため、キッチンはステンレスの材質を採用し、オープンキッチンとして周囲のスペースをゆったりと持たせた。キッチンのそばには自然の光が差し込む奥様のメイクルームを設け、奥様のための空間も充実させた。家事に働く奥様のため家事動線が短く使いやすい間取りとした。
それぞれの趣味を持つ夫婦二人がちょっぴり贅沢な日常を楽しめる家となった。